月曜日, 10月 04, 2010

玄関で雪崩が起きた

忙しさにかまけて古新聞を整理も処分もせずに玄関に放置していたら、表層雪崩が起きてしまった。家に着いて玄関口で一瞬途方に暮れてみたが、事故に伴い不幸にもトイレへの現在唯一の動線が遮断されてしまった。しかも帰宅の途中で尿意に襲われ、急ぎ帰宅した矢先にその状況を目にし、激しく焦燥感に苛まされることなった。最低限の動線確保をなさぬ限り、タイムリミットを設けられたこの状況を回復する事は困難であると思われた。

まずは多少の汚れや汗が問題にならぬ様下着姿となり、当面邪魔にならない場所に新聞紙を積み上げる最低限の場所を確保し埃を拭い払って、足下にある新聞紙を丁寧に広げながら一部づつ積み上げを開始した。崩れた新聞紙の総量は見かけ以上にあり、気付いたら新聞紙は自分の胸下辺りまで達する事となった。

とりあえずはトイレまでの動線は確保され、無事に用を足す事ができた。ただ、雪崩が起きる程の量の新聞が現在もなお玄関先に鎮座し続けている事を鑑みるに、問題の根本的な解決には全く達してはいない事は明白である。この事実を明示的に提示すべく、現在も状況の復旧作業はあえて不完全なままに保持する事とした。可及的速やかに時間を見つけ、状況の回復に向けて現実的な行動を行わなければならない。

状況は現在も切迫している。

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